今日という日は、残りの人生の最初の一日。
Today is the first day of the rest of your life.
この言葉は、
映画『アメリカン・ビューティー』で使われた有名なセリフ。
もとは、チャールズ・ディードリッヒという、アメリカの薬物中毒患者救済機関・施設であるシナノンの設立者の言葉で、1960年代アメリカで流行した格言。
小説「終末のフール」[伊坂幸太郎 著]の、冒頭に引用されている言葉でもあります。
ふらっと顔見せに来て下さるお客様がいて、「気になった事」を報告して下さります。今週は、「格言」の話になりました。
お客様が話題にしていた格言は、
「目標がその日その日を支配する」 。これは、そもそも、松坂投手が好きな言葉なんだそうです。横浜高校の渡辺監督が座右の銘にしていて、詩人・後藤静香氏の「第一歩」という詩の一節にあります。
毎日、自分に目標を課し、どうしたら達成できるかを常に考えている。
自分のやるべきことを日々続けている。
時間が無い時間が無いと言いながら大事な事に手を付けないまま時間が過ぎてしまったり、時間があったらあったで何となく過ごして一日終わってしまったり…
誰しも思い当たる節があるものかとは思いますが、
何もせずに時間をすごしているのは、もったいないんでしょうね。
こんな30代どうしょう、と、お客様。
私も、どうしましょう、ですよ。
なんだかんだで30代ですから。
一日、一日を大事にしていかないと、本当あっという間の人生だなぁと改めて思いました。
それで、冒頭のセリフを思い出しました。
私は、日々感動したいけど、
新鮮さは「日常」に薄められそうになります。だから、いつも、心の琴線に触れる何かを探しています。
何かに費やした「今日」という日には、まちがいなく自分がそこに生きています。
そんな、生きている「証」を刻みたいですね。
「今日」というものの記録のように。